悲しき運命に逆らう双翼
悲しき少女の話
私は二度道を間違えてしまった
一度目は私がジョットを日本に追いやってしまった
それは、まだ良かった 結果的にジョットは日本で幸せの生活が出来たのだから
だけど私は、いっしょにいると決めたのにまた裏切ってしまった今度はツナをどちらも嫉妬だった 私は、ツナの姉でツナより多くの物を持っていた皆が私を頼って来ただけどツナだけは私を頼ってくれなかった。さらに、リボーンが来たことによってツナはどんどん力を付けていった骸やザンザスや白蘭や炎真を苦戦しながら倒していった。だから、私は怖かった ツナに全て取られてしまうんじゃないかって
だから私は、ツナに苛められたと嘘を付きツナを陥れた前世で後悔したはずなのに私はまたやってしまったそれに加えて触れてはいけない力にも手を出してしまった
【人の生んだ心理を操る】ことの出来る力だ
そして力に蝕まれた私はツナを監禁して私の物としようとしたのだけどいけない力に手を出してしまった私を神は、許さなかった 神はツナを連れて何処かに行ってしまった。私はまた後悔した だが狂った歯車は止まらなかった
ツナを探そうとしないボンゴレを力で操ることが出来ないだから私はまだ戻ることが出来たのに力をさらにパワーアップさせてボンゴレをツナが帰ってこれるように変えたそしてそれから10年の歳月が過ぎた 私が変えたボンゴレは、今まで
よりも繁栄した だけど私の心は空っぽだった そんなある時ツナが帰って来た私すぐに謝った皆に真実を告白した
当然の如くリボーン達に責められた私が悪いから良かった だけどリボーン達はツナをボンゴレに戻そうとした だけど私には、分かったツナは戻るのを嫌がったことをだから私は力を使ったそれと同時に私の体が崩れだした これは、分かっていたことだった ただの人間がいけない力を使ったらこうなることは、だけどツナを解放してあげたかった 最後にツナを見れて本当に良かった ツナは慌てて神に助けを求めているが彼女は無理だと首を横に振った それは私にも分かっていた10年前彼女が私に言っているからだ「次に力を使ったら終わり」だと だから私は満足だったツナをボンゴレから解放出来たのだからそう最後に使った力は、【ツナをボンゴレから解放することとツナの辛い記憶の削除】だ もちろん代償は肉体だけではなく魂もだそれも伝えられていた
そして私は死んだ跡形もなくだけど私は、目を覚ました・・・いや 生き返った訳ではなく最高神の前で
そして、驚くべきことを言われた
「お前は禁忌の力を使ってしまった だがずっと見て来たがお前は罪を完全に償い人の為に身を捧げたことによりお前を許すことにする」
私は驚いたそしてすぐに断った「私はツナあんなことをしてしまったんだ だから」
するとツナといた神が来て告げられた
「ツナはとっくに許しているよ そして辛い記憶も受け止めるってだからボンゴレ以外の契約は無しだから魂はいらないよ」
だって ツナは優しすぎるよ
そしてさらに告げられたもう一度ツナと近い存在で転生させてくれるということだったさらに従姉妹だから結婚が出来るそうだ だが何故そんなことをしてくれるのだろうか
それを察したのか答えてくれた
「ここで心理の神にその力をマスターしたら分かる」
そう言われた だが私はそれを考えもせずにOKした
そして今まで心理の神の所で修行した
ツナといっしょにいて守る為に
双翼の始まり
心理神の間
心理神 視点
この女が来て数百年がだった すぐに音を上げるかと思ったのに全く上げないそれに加えてどんどん力を付けていく
さすが【闇の神に認められし姫】か
「ここまでだ 合格だよ」
少女「あ ありがとうございます」
最高神 視点
少女は試練をクリアしたかさすがだな・・・あっちも終わったか それにしてもあの時は驚いたな お互いがお互いを守ると言い出したからなあの女は分かるがあの男は陥れられたにも関わらず守ると言い出すとはさすが【光の神に認められられた王】優しいな
時は少女が死んだ時に遡る
ツナ「『 』『 』うわーん」
女神「ツナ 今彼女を天界に送った そして今からツナの辛い記憶をなくす」
ツナ「嫌だよ 俺は、『 』のことは忘れないよ だから『 』を元に戻して」
女神「ツナ それは、無理だ 一度死んだ者を生き返らすことは最高神以外不可能だ」
ツナ「だったら 連れて行って」
女神「なっ何を言っている 生身の人間が行ける訳」
ツナ「だったら死ねば行けるよね!」
女神「なっ!?」
ツナ「連れて行ってくれなかったら死んで自分で探す」
女神「ハァー 相変わらず頑固だな」
『いいんじゃないか 女神その男を生身のまま連れてきな』
女神「! 最高神・・・分かった ツナ行くぞ」
ツナ「! うん♪」
天界 最高神の間
ツナ「つっ!」
最高神「どうだ? 生身で天界に来た感想は?」
ツナ「とても辛いですね」
最高神「だろ だったら早くか ツナ「ですが 話を聞き受けて貰うまで帰りません」・・・死ぬぞ」
ツナ「構いません! 『 』がああなったのは、俺のせいでもあるんです だから俺は、『 』を守ります」
女神「・・・どうする?最高神」
最高神「あの女を生き返らすことはできない」
ツナ「そんな」
最高神「だが 来世で近い間柄にすることを約束しよう」
ツナ「! ありがとうございます♪」
女神「最高神 お前って奴は」
最高神「ただし あの女が合格になったらの話だがな」
ツナ「ニッ 『 』なら大丈夫です!」
最高神「・・・そうか それならお前も辛い修行をしてもらう いいか?」
ツナ「えぇ 『 』を守るんですからそれぐらいしないと」
最高神「そうか じゃあ今から戦いの神を探して修行させて貰ってこい」
ツナ「はい!」
時は戻り
最高神 視点
あの男はすぐにマルスを見つけ出し修行した マルスもびっくりの成長だったそうだ
女神「それじゃぁツナをあの女の所に連れて行って転生の準備をしてくる 本当に伝えていいんだな」
最高神「あぁ名前を教えてもいい二人だ」
女神「分かった ついでに私のも伝えて来るよ」
ツナ「『 』!」
少女「ツナ!何でここに?」
女神「お前が死んですぐに天界に行くって聞かなくなってな連れて来た」
少女「ツナ」
女神「干渉に浸るのは後にしてくれ すぐに転生を始める」
二人「ありがとうございました」
女神「うん どういたしまして そうそう私達の名前を教えてあげる 私が『ジュノー』最高神が『ジュピター』だ どちらも大空の神だ」
ツナ「ありがとう ジュノー」
少女「ありがとうございました」
ジュノー「行ってこい!」
ツナ「うん♪ 行こっか
『クロナ』
全ての始まり 一回の罪
前書き
長らく放置してすみませんでした
この話は、タイトル通り前二話に繋がる話です
「ジョット···いいえ プリーモ···今日をもって貴方をボンゴレから追放します」
私は、クロネ ボンゴレファミリーの暗殺部隊···いえ プリーモが嫌がるから、今のところボンゴレ別部隊
プリーモの為に汚れ仕事をしてきた
···そんなのは、どうでもいいわね とにかく私は、今日プリーモにボンゴレからでていくことをいいわたした
本来ボスのプリーモにそんなこんなこと言えるわけないのだけ私は、さっきも言ったように別部隊
さらにプリーモの双子の姉である私にも、その権利がある
「クロネ 本気か?」
「ええ 貴方が今回敵対マフィアに、情けをかけたからこんな結果になったのよ」
ー回想ー
こんな結果とは別部隊が捕まえた敵対マフィアの家族をプリーモが
「家族まで殺す必要はないだろ せめて別の場所に行かすとか」
プリーモは自警団の時からずっとこんなことをいっていた
私も最初は同じ気持ちだった
でも別部隊をしていて気付いた
「プリーモ!何度も言っているでしょそんな甘かったらいつか仲間が危険な目にあうわよ!」
「分かっている!でもまだ小さい子供まで」
「小さい子どもなら尚更敵対マフィアに言いくるめられて何をするか」
現に、私が見てきたマフィアで子どもを利用して敵対マフィアに爆弾を爆発させたのをみてきた
「っそれでも」
「···分かったわ 今回はそれでいいわ 次からちゃんとしてよね」
「あぁ 分かった」
ー回想終了ー
そして案の定敵対マフィアの生き残りの子どもがボンゴレに玉砕してきて、ボンゴレの何人かがケガおった
「分かっている···まさかこんなことになるとは」
「プリーモ 分かったでしょ甘さだけでは、ボンゴレはやっていけないとボンゴレには、暗殺部隊が必要なのよ」
「しかし だったら何の為にボンゴレを作ったんだ
皆を守る為に作ったんだぞ」
「守る為にも力がいる 分かりきっていることでしょ
···もう次の者に譲るときなのよ」
「···そうなのかも知れないな」
「雨の守護者の所···ジャポーネだったかしら?そこで過ごしたらいいわ」
「···そうだな 連絡しておく 次のボスは、クロネか?」
「いいえ 私は、このままでいるわ 次のボスにはあの子がいいわね」
「アイツか そうだな俺達に次いで力のあるからな」
「ええ だからプリーモには出来るだけ早くボスの座から降りて貰うわ」
「分かった」
そしてプリーモは、約束通り日本に渡った
でも、私がプリーモにボンゴレから降りて貰ったのはこれだけではなかった
私は···プリーモに嫉妬していたのだ
甘さを捨てきれないプリーモだけど仲間を救うときには、眉間にシワを寄せて戦い
ファミリー内でも人気のプリーモに
だから プリーモには、ボンゴレから出ていってもらい2世を使い、ボンゴレを繁栄させようかと思ったのだ
そして私の思った通りボンゴレは、繁栄しただけど私の心はプリーモを追い出した時から止まっていた
幸いプリーモは、日本で幸せに暮らしていた
それだけでも少し心が晴れた気がした
でも本当にこれで良かったのだろうか?
だから 次転生したら嫉妬はしない大切な人を守ると決めた
「私は、陰なんだ陰は相手を引き立てるだけでいいの
次の人生は守れればいいな」
「ヌフフ さすが双子ですね やっぱり貴女も甘い追い出した相手を最後まで気にするとは、まぁいいでしょう
残りは私がボンゴレを更に繁栄させましょう」
こうして私の一回の罪の記憶がおわった
まさか二回の罪ができるとは
ましてはプリーモの生まれ変わりのツナをまた傷付けてしまうとは知らずに
この時の私には到底分からなかった
全ての始まり 間幕
前の人生がおわった後でも私の意識は残っていた
「ここはどこかしら?」
そして私は今 なにもない空間にいた
「とにかく歩いてみましょうか」
私はひたすら歩いた
さいわいお腹も疲労もなかった
しばらく歩いていると扉の前についた
「ここは何かしら?」
突然扉が出てきたから当然ごとく怖かった
でも、なにもない空間を歩き続けるよりマシだった
部屋の中には水晶玉が置いてあるだけだった
「水晶玉?他にはなんもなさそうね
さわっても大丈夫かしら?」
私が水晶玉にさわった瞬間 私の体にオレンジの光に包まれた
それと同時に眠気が襲ってきた
「! なんなのこの光は そして意識が朦朧としてきたわ」
前世の世界でマフィアをしてきた私 少しの睡眠には慣れていたのにそんなの関係なく体が重くなっていった
「···このまま消えてしまうのかしらね
ごめんなさいね ジョット」
「いいえ 貴女は転生するの」
そしたら突然 何処からか声がしたの
でも誰もいなかった 誰かしら
「私は、貴女の所でいう神よ」
神?神がなんのようなの?罪を犯した私を裁きにきたの?
「確かに貴女は罪を犯した だけどそれは貴女だけに限らないわ」
でも私は、自分を許せないの
「そう思うならその力で救ってみなさい」
力 なにそれ?···もしかしてさっきの水晶玉?
「さすが♪超直感の血筋ね」
ジョットのほうが強かったけどね
「貴女にも十分あるわよちなみに力については、人の感情を操作することができるわ」
···操作 これで救えるかしら
「それは貴女次第ね けれど使い過ぎたら身を滅ぼすわよ」
わかったわ 肝に命じておくわ
「それと当然のごとく記憶は持っていけないから、力を持っていることしか残らないわよ」
それは当然かしらね
「それじゃあ またね」
えぇ またすぐ会えるわよ
「ジュノー いったのか?」
「ジュピター えぇ今送ったわ」
「またすぐに会えるか···超直感だろうな」
「また 何かしら起こるのでしょうね 本当に可哀想な二人よ」
「次何かあったらジュノー 行ってやってくれ」
「えぇ 分かった 少しでもマシに出来たらいいわね」
「···だな」