異世界~Fate was decided~


 

プロローグ~When I woke up this morning~

 
前書き
さて、この話は涼宮ハルヒがもし性転換したらとか考えて本当に性転換しまった世界を直すため自身も女に
なったキョンがその他2人(宇宙人・超能力者)ともに世界を直す話です。
キョン目線で話が進みます。 

 
どうも、キョン子です。えっ、なんで女なのかって?痛いとこ突いてきやがるな~。でも、まぁ話しておいた方がこの後のオレに降りかかる数多くの驚嘆の出来事が皆さんにもご理解いただけよう。そう、それは一週間前のGW明けの5月8日月曜日の朝、この非現実な事にいち早く気づいたのは例になく妹でなくオレだった。
この日は目覚めがよく妹に起こされる前に起きられた。早く起きることが、やけに清々しいことだと実感した。
・・・その直後だった!!
「なんだこりゃ~~~!!!」
鏡を見て地面がカチ割れるような大声をだしてしまった。近所迷惑だと思ったが、それも今更だ。 
<ドタドタ!!>
「キョン子ちゃん!?」
?オレの妹はこんな男気な声でなくもっと可愛らしい声だったような? !?おいおい、妹が弟になってる!
そんなこんなでなんとか今、学校に登校している。だが、また問題がっ!
学校というゴールの手前約200mはこれでもかというキツイ坂が校門まで続いている。そこでオレは異変に
気がついた!男のときにはなんなく登れていたこの超上級登山コースがまったく登れない!!っと後ろから
知ってる気配が。振り返ると、そこには、国木田と・・・谷口!?
「うん?なんでそこまで驚いているんだ?いっつもこうじゃん!」
あっ、なるほど。谷口はボーイッシュ。国木田はおっとり系?。あっているちゃあっているな。
「って、キョン!いつもこうじゃん!!もっと体力をつけないとダメね~。」
「うん。それもそうだな。」と、一応承諾した。
(ヒィヒィ言いながら10分後・・・)
「やっと、着いた~!!」と超過労働して家に帰ってきた社員のように言った。
そこで、「キョンさん。」名前を呼ばれ、見ると、茶髪ロングヘアーの女子が立っていた。誰だ?こんな女子を見たことがない。(元男子だが)
「もうっ、忘れたのですか?古泉一姫。あなたがご存知のない容姿なので戸惑うのは計算済みですが。」
「まさか、古泉かっ!?」
「えぇ、まさかです。」
「話があるので少し来てくれますか?」
「分かった。二人とも先に行っといてくれ。」
「OK!」
と、人がなかなか来ない場所に連れて行かれた。そこには、先客が一人。見たことある髪の色してる。長門か?
「えぇ、長門さんもこの異変気づいています。が、」
「が?」
「我々三人を除いて、全員が記憶の改変をされており、元の世界については誰も覚えてません。」
「・・・これは涼宮ハルヒの仕業である。」
「長門?それはどういう事だ?」
「僕が教えましょう。」お前は黙れ!と言いたかったが、やめた。
「彼女の思考の中に、もし、世界が性転換したらという例えが浮かび上がり、それが現実化したと思われます。」
なるほど。やはり、ハルヒの仕業か。また厄介な事にしやがって。
<キーンコンカーンコン>
「予鈴、ですね。昼休みにでも集まりましょう。」
「分かった。」
教室に入ると今までの話の流れで分かっている通りハルヒが男になっており、名前もハルヒコに変わっていた。
そうして・・・
昼休みにオレたち三人は部室に集まり、話し合ったがAnswerはでなかった。放課後も、部室に行ったが活動はなく、早々に帰った。

てなわけでオレが女になった日を回想してみた。本当に、アイツが、何をしたいのか分からん!
これから先、オレはどうなってしまうんだ~!?


~~~次回予告~~~
「異世界~Fate was decided~第一話!Endless semester!!コレはなんて読むでしょう?」
「ハハハハ・・・次回もお楽しみに!」 
 

 
後書き
えと、移転後初の投稿です。投稿がスローペースであるゆえ投稿がすごい遅くなったりします。
そこはご了承ください。これから宜しくお願いします。 

 

第一話~Endless semester~

 
前書き
第一話です。
 

 
<ジリリリリリ!!!>
<ドタドタ!!>「キョン子ちゃ~ん!」
声をかけながらオレの上に乗ってくる。オレを起こすときは容赦ない現弟だ。オレは「重い!!」と覚醒の一声だした。
今日は火曜日。いつも通り、朝飯を食べながら朝の有名番組を見ている。家を出る直前に名物コーナーの星占いがあり一応確認してから出発する。今日は5位。可でも不可でもない真ん中ぐらいだ。オレは、今日も谷口達に合流するまでSOS団開始のときから〔ずっと悪い事が起きませんように、ハルヒが無茶をやりませんように〕と願うことを続けている。まったく毎日、アイツは無茶をやるはそれのせいで、悪い事が誘発されるしテンテコ舞いだ。こんなに願っているのに・・・神様は何をしていることやら・・・。
と、しているうちに谷口達と合流。ガールズトークやらに花を咲かせているのをよそに曲を聴いてる。意外にもJAZZを好んでいる。心が落ち着くからな。
「ねぇ、キョン。あれって昨日の・・」
「うん?あっ、古泉か・・・。スマン。今日も先に行っといてくれ。」
「了~解!!」谷口も相変わらずの感じだ。で、今日も・・・なんだろうか。
「どうも。おはようございます~」
「フン。今日はなんだ?」
「えぇ、やっかいな事になりました。」
な、なんだって~!?第一話にしてイキナリか!?
「何がやっかいなんだ。」
「涼宮さんの思考により、だいぶ先ですが夏休みの終わる8月31日24:00Jast要は9月1日になった時点に5月8日に戻る、つまり夏休みが終わったらGW明けに戻るのです。」
「へぇ・・・ってえ~~~!?」
「やはり、そんな反応しましたね。」
と、まぁ午前中の授業を終え、昼休み。・・・も、分かるように、この難易度★★★★★の難しい問題に対し、答えもすぐに出るわけなく今日も撃沈・・・。
「はぁ~、なんか策ないのか?」
「今はとりあえずこの生活に慣れるのが一番だと思います。」
「それもそうだけど・・・」
コイツ、女になってとても嬉しそうだな・・・。
「はぁ~・・・」
「どうしたのですか?」
「!?いや、断じてなにもない!」
午後の授業はこのせいで身に入らず、気がつけば放課後。部室に行った。今日は、なんとSOS団の紹介を学校中に貼ることだった。
団長からは「これを今日中に終わらせてっ☆」
てなんか☆つけて言われるはで2時間の超労働が始まった。
「おいおいこの量、今日中に終わるのか?」
「分かりません。」
気がつけば全て貼り終わり、時間は17時。下校開始時間には間に合ったが、最後に(地獄の)ハイキングをやることとなった。日時は13日土曜日。場所は電車で2時間ほどの屋丸山と決まった。こうして、家に帰り、23:30頃までパソコンでインターネットサーフィンをして寝た。

~~~次回予告~~~
「異世界~Fate was decided~第十話!!」
「断じて違う!!異世界~Fate was decided~第二話~Baseball Tournament~!!」
「キョン子。野球出来るか?」
「・・・無理だな」 
 

 
後書き
第一話でした。
《こ・ぼ・れ・話!!》
それは部室に入ってすぐのこと。
「こんにちは・・・ってえぇ~!?」
「・・・ゲーム。」
「お前がゲームやってるなんて!!それにレースゲーム!?」
「そう。今、達人クラス。」
長門の順応力にへたり込むキョン子だった。 

 

第二話~Baseball Tournament~

 
前書き
はい。ハイキング回は次になります。 

 
それは、放課後の事だった。
<バンッ!!>
大体、コイツがこれほどの勢いで入ってくると、オレはこの短い期間でも一つ分かったことがある。
コイツが勢いよく入ってくると何かオレにとって、いや世界にとって厄介なことが起きると分かっていた。ああ。今度は何だろう?
「オイ、SOS団全員で野球大会にでるぞ☆」
「「「野球大会~!?」」」
「うん。ほらよ。そのチラシだ!」
ふむふむ。このチラシによるとこの大会は役所主催の由緒ある大会らしい。だがその大会にこんな力未知数でさらに、勝ち負けを簡単にひっくり返すことが出来るヤツも少なからず2人はいるチームがいてもいいものなのか・・・
「あっ、そうそう。もう登録しといたからっ☆」
「なっ、なんだって~!!!」
「なっ、何だよ!?いきなり!!」
「すまん。取り乱した。」
「・・・でっ、チーム名もSOS団にしといた!!これは世にSOS団の名を独り歩きさせる良い機会だ!」
そして、これから日曜日の本番に向け練習していった。

『本番』がやってきた。
なんだかんだ言って暑い!!なんでこんな日に限って夏日になる?天気の神よ、なぜなんだ・・・?
「この天気も、涼宮ハルヒコが望んだもの。」
「ヒッ!?そ、そうか。」
長門よ。お前には、気配というものがないのか?
「今、彼は勝つ気満満でいる。」
「なるほど。なら勝つしかないんですね。」
「そういうこと。」
古泉。勝手に入ってきて何納得している?
「遅れてすみません~。」
朝比奈さんか。
「友達をつれてきました。友達の鶴屋君です。」
「やっ☆」
うん?
「君が、キョン子ちゃん?よろしくねっ!みつるから色々と聞いているよ☆」
何を聞いているのだろうか?
「な~、キョン。お前は誰を連れてきたんだ?」
「えと。この二人と・・・あれだ。」
「谷口です。よろしくっ!」
「国木田です。よろしくお願いします~。」
「キョン。あれって小学生じゃないか・・・」
「あれって言ってもお・・私のいも・・・弟だぞ?」
「リトルリーグじゃあないのだぞ?まぁ、ハンデでよしとしてやる!!」
た、助かった~・・・
〈え~。これよりトーナメント表を掲示します。参加者の皆さんは各自開始時刻を・・・〉
トーナメント表が掲示されたようだ。さて、相手は、と・・・〔上ヶ原パイレーツ〕だ。
どんなチームなんだ?
「あっ、あれかなっ?」
あれって・・・
「しゃあす!!!」
<ゴッ!>
「せす!」
・・・・・硬派だーーーーー!
「相手にとって不足なしだなっ!」
〈それでは、第一試合〔チームSOS団〕VS〔上ヶ原パイレーツ〕・・・〉
「よろしくお願いしますッッ!!!」
{一番 ハルヒコ}
「プレイボール」
カッ!
《カァン!》
「♪~全然大した球じゃないぞ!俺に続け!!」
「ハル君すごい~」
ま、あいつならやるか・・・
{二番 朝比奈さん}
「よ、よろしくお願いします・・・!?」
《ドン!!》
「ヒッ!?」
・・・・・・
{三番 長門}
《ドン!!》
「こら~!バット振って!!」
・・・・・・
{四番 オレ}
ふぅ~・・・よりによってオレが四番かよ・・・
《ドン!!》
えっ?アイツこんなの打ったのか!?
・・・・・・
あぁ、面目ない。
≪都合により、三回表まで飛びます。≫
今、9-1で負けていた。
「あの・・・」
古泉か。この話で一回しか関わってないな・・・
「なんだ?」
「たった今、閉鎖空間が発生しました。」
「何!?」
「急速に拡大しています。」
「どうすればいいんだ?」
「今回は、彼と利害が同じのため協力を得ました。それに90分ですから。」
そうか、忘れていた。第一試合では90分の時間制限があった。もうそろそろ90分。
最後のイニングになりそうだ。
「長門か・・・」
「長門さんの打順ですね。」
「あぁ。」
《カキ~ン!!》
「なっ!?」
「属性情報をブースト変更。ホーミングモード・・・」
「おいっ!・・・」
《カキーン!!》
「フッフッ」
《カキーン!!》
これが11回続いた。
「長門、もう良い。」
「そう。」
点数は9-12。
大逆転してしまった・・・。小粋のかけらもない。
そのまま、3点差で勝った。
「おい!キョン子がおごってくれるって!!」
「「「やった~!!」」」
「ハルヒコ。その代わり一つ条件があるんだが。」
(二回戦は相手に譲ること)
・・・・・条件はあっさり承諾された。
「あの・・・。」
「?」
「君たちの道具、いくらで譲ってくれる?」
・・・・・
まぁ、いい。おごり代がチャラになったことだし・・・ 
 

 
後書き
えっと、長門のおかげで勝利しました。都合とは何か。皆さんでお考え下さい。 

 

第三話~Hiking of fear&Has nothing to do with this story?~

 
前書き
ハイキング回です。もう前書きで書くことがほとんど無いです。 

 
13日。今日から20日頃まで6月中旬の暑さだそうだ。なんでこんな時に限って暑くなる?今、我がSOS団は電車に乗り屋丸山へと向かっていた。
「波琥音~、波琥音~、屋丸山へ行く方は当駅でお降りください。」
「着いた~って暑い!!」
「そうですね~。」
なぜ、涼しげにその言葉を発することができる古泉・・・。
ところでこの山のハイキングコースには初級者向けと上級者向けの二コースがある。まさあかとは思うが、あっちを選ぶなよ・・・
「上級者向けにしよう☆」
「「えぇ~!?」WHY?なぜなんだ!?「ですか?」」
「断然、面白そうだ・か・らだ!」
「お前、私の運動能力を知ってのコース選択か!?」
『キョン子のハルヒコに承諾させるための四択』というものがオレのことキョン子にある。
○「頼む!!」とすがる。
○可愛くすがる。
○泣き寸前の声で
○嘘泣きで可愛く言う。
の以上、四つの選択肢だ。下にいくほど本気で嫌だからLvが高い。
さて、今回はオレの運動能力を考えてないコイツだから一番Lvが高いやつにしてやろうかな?
「お~い、キョン子~。?」
「ハルヒコ~。」
「なんだ?」
「頼む!!初級コースにしてくれ~(泣)」
‘絵が無いのであれですが、とりあえず可愛いということでお願いします。’
「う・・・」
「ハルヒコ~。た~の~む~!(泣)」
「う・・・・」
「分かった。分かった。その代わり、ジュース全員分おごれよ。」
「それは・・・<ガチャガチャ>お安い御用だ!!」
「よし!交渉成立!!」
オレの作戦勝ちにより、初級コースに決まった。代償も全員分のジュースという軽いものだった。
そしてハイキングが始まった。
「なんか、人が多いな。」
「土曜日だからでしょう。」
てな訳でハイキングを心おきなく楽しんだ。




あれ終わり!?



~~~次回予告~~~
「次回、異世界~Fate was decided~第9話!!」
「違う!!第4話だ!!『The Melancholy of Kyonko coming era』!!!」
「憂鬱時代到来な~。悪いコトでもあったのか?」
「お前のせいでな・・・」
 
 

 
後書き
はい。原作外れのオリジナル回でした!
《こ・ぼ・れ・話!!》
ハイキング中・・・
「ハァ・・・ハァ・・・待ってくれよぅ・・・・・」
「キョン子?大丈夫か?」
「大丈夫な訳ない・・・だ・・・・ろ」
「!?おい!!キョン子!?」
「涼宮君。これを」
「お茶か!?」
「はい」
ゴクゴク
「スマン。心配かけたな。」
なんて事があったり無かったり 

 

第四話~The Melancholy of Kyonko coming era ~

 
前書き
とっても短いです。 

 
中間テストが終り、地獄のテスト返しが始まった。
===壱ツ目 生物===
・・・・・
葛城先生が授業を受け持っている。ゆっくりとした口調のため授業では約三分の一が眠るという先生である。
「えぇ~、テストを返します。出席番号順に取りにきなさい。」
・・・・・
う~ん、63点。平均点が61.4ぐらいだから可も不可も無くか。
「涼宮~。」
「よっしゃっ!」
なんだ?(チラッ それはなんだ!?
「よしっ!95点だ!」
「「「「「えっ~!?」」」」」
やはりな・・・神々よなんでコイツの頭がいいんだ?分かりやすく教えてくれ・・・。
===弐ツ目 国語現代文===
当然、ヤツはまた高得点を叩き出した。毎回、30分余っているのか真後ろで寝るなんて忌々しい。
お、オレはって!?う・・・49点だ。欠点ギリギリだった。
===参ツ目 世界史===
皆さん、推測通りハルヒコは高得点。オレは真ん中ら辺を右往左往。もう、言いたく無くなってきた。
これからは、皆さんの推測に任せます。





~~~次回予告~~~
「次回、異世界~Fate was decided~第5話!!」
「違う!!あっ、合ってた・・・」
「フフン☆」
「第5話~部室、扉の向こうに・・・~」
「あれの真似じゃないか!?」
「いいじゃんっ!!」
「「お楽しみに!!」」 
 

 
後書き
なんか、次回のタイトルにアレが勝手に侵略してますがほっておきます。 

 

第五話~部室、扉の向こうに・・・Ⅰ~

 
前書き
アレの大ファンだったりするCROSHINOです。 

 
中間テストが、終ったら一気に急流下りをしているかのように時が進み、夏休み直前。
「はぁ~。」
「どうしたのですか?」
「ヤッホー!!」
「うるさいぞ。」
「スマン・・・ってなんで謝る必要あるんだ!?」
「いや、悪かった。www」
「笑うな!!」
・・・・・万事休す・・・・・
「よし!お前ら、夏休みの計画の事だがたくさん遊びまくるぞっ☆」
「ハ、ハァ・・・」
「ハルヒコ、宿題はどうするんだ?」
「7月中におわるだろ~」
「な、何言ってる!?お前は~!あの量の宿題が10日以内に片付くだ~!?」
「だって、俺頭良いしなそれが王道だろ?」
「ハァ~?8月30日からなのが王道だ!!」
「まっ、どっちでもいいじゃないですか」
「「そうだな」」

で、ハルヒコは夏休みの予定らしきものを紙に書いた。
その内容がコレだ↓
       ・夏期合宿
       ・サイクリング
       ・盆踊り
       ・花火大会
       ・天体観測
       ・プール
       ・昆虫採集etc...
見た途端、一体、どれくらいの血が引いた事だろう。それに8月1日からって多いしアイツ・・・
アレ?確か前の世界では8月17日からだったはず。男になってせっかちが増したのだろうか?
「あなたの、思考は合っている。涼宮ハルヒコは女の時にもせっかちだったが、余計にせっかちになっている」
なるほどってお前はテレパシーか長門!?オレは心中にて思った事なんだけど!
「・・・面白そうだからやってみた。」
「ふ~ん」
そして、終業式を迎えた。
「さて、これから夏休みだが、さっさと宿題を終らせよっと。アイツがあんな事言うからな・・・」
「キョン!!終業式じゃん!!」
「やっと一学期が終ったね~」
「あっ、谷口と国木田。おはよう」
「「おはよう!」」
「キョン!夏休み予定ある?」
「あ、あぁ~」
うわっ、最悪なタイミング!!7月中は宿題。8月は遊び三昧。
「どうしたの?まさか、涼宮と愉快な仲間たちとなんかするの~?」
「ギクッ!えっといや~宿題を終らせないといけないから・・・」
「そっか~」
ふぅ~、切り抜けた~。
「この前、涼宮君と夏休みについてなんか話してたよね」
うわ~ここでダークホース出現!!オレのHP・MPが無くなっていく~
「確か、8月は遊びまくるぞ!って言ってたよね?」
グサッ~!!!ヤバイ、ヤバイよ~○Qなら確実今棺おけの中だ!!
キンコンカンコーン
「予鈴だ」
「じゃあとで」
後で会いたくないけどなっ!ってことで朝から波乱が起って疲れたが今は、式も終り家でゆっくりしている。
「キョン子ちゃ~ん!」
「おい、ちゃんとお姉ちゃんと呼びなさい!」
「ヤダ~」
パタパタ
「去っていったか。そうかまだシャミセンはいないのか。自分の部屋が落ち着くなんて久しぶりだ」
と、独り言を言いながら宿題をちょっとだけ進め、夏休み初日を迎えた。




=====夏休み初日(7/20)=====
「ハァ~宿題やるか!」
朝食をさっさと食べ終り必死に宿題中。
「終るのか!?コレ!?」
~本日の宿題進み具合(終るのが100%とした場合)~
数学:5%
現国:9%
古文:9%
生物:7%
物理:3%
世史:10%

=====二日目(7/21)=====
今日は家族と晩飯を食べに行く代わりに午前中に猛スピードでした。
~本日の宿題進み具合~
数学:7%
現国:15%
古文:14%
生物:10%
物理:6%
世史:19%

=====三日目(7/22)=====
何も予定が無い日だった。
~本日の宿題進み具合~
数学:10%
現国:20%
古文:20%
生物:15%
物理:9%
世史:25%

=====四日目(7/23)=====
前日と同じ。
~本日の宿題進み具合~
数学:15%
現国:29%
古文:30%
生物:21%
物理:15%
世史:35%

=====五日目(7/24)=====
もう!ホントにやる事無い!!
~本日の宿題進み具合~
数学:20%
現国:34%
古文:38%
生物:29%
物理:21%
世史:41%

=====六日目(7/25)=====
宿題が終るか分からん!ってことで古泉がナイスタイミングで来たので一緒にやった。
「どうだ?」
「こういう事ですよ」
「なるほど~」
~本日の宿題進み具合~
数学:34%
現国:39%
古文:45%
生物:37%
物理:32%
世史:50%

=====七日目(7/26)=====
宿題しかやるものが無いため一日中やった。
~本日の宿題進み具合~
数学:41%
現国:50%
古文:55%
生物:47%
物理:40%
世史:60%

=====八日目(7/27)=====
前日と同じく・・・昨日もハイペースだったが、さらにハイペースになってやった。
~本日の宿題進み具合~
数学:55%
現国:63%
古文:67%
生物:56%
物理:55%
世史:75%
疲れた~・・・

=====九日目(7/28)=====
今日は、朝比奈さんと長門、古泉が宿題をやりに来た。ってなんでオレの家で?
「朝比奈さん、ここはどうやるんですか?」
「えっ、え~とこうですっ」
休憩には朝比奈さんがお茶を入れてくれた。やっぱ美味しい!!
「「おぉ~、美味しいです(ですね)」」
「そう言ってくれると、嬉しいです~」
断言しておく。この世界では性転換していて朝比奈さんも男になっているのだ。
基本スキルは元のままなのか?
~本日の宿題進み具合~
数学:70%
現国:79%
古文:80%
生物:69%
物理:69%
世史:99%

=====十日目(7/29)=====
後、二日。ヤバイけど三人ともまた来た。なぜなんだ?
やっぱり休憩は朝比奈さんの入れるお茶だ。やっぱし美味しいものだ!
~本日の宿題進み具合~
数学:99%
現国:99%
古文:99%
生物:80%
物理:80%
世史:100%
三人とも明日も来るそうだ。明日は弟もいないことだし良かった。

=====十一日目(7/30)=====
やっぱり来た。でもコイツらがいると意外に捗るため気にしなくなった。
で、全部終った~!!明日は家でゴロゴロと一日中するかっ!
~本日の宿題進み具合~
数学:100%
現国:100%
古文:100%
生物:100%
物理:100%
世史:100%


~~~次回予告~~~
「次回、異世界~Fate was decided~第50話!!」
「そこまで続くか~い!?」
「皆さん、PC・携帯の前にスプーンを用意してください・・・行きますよ!」
「まっが~れ☆」
「「スゴッ!!」」
「気を取り直して次回、異世界~Fate was decided~第6話!!」
「・・・~部室、扉の向こうに・・・Ⅱ~。」
「「ウワッ!?ビックリした~!」」
「・・・お楽しみに」 
 

 
後書き
次回予告だけが面白かったりするこの回でした♪ 

 

第六話~部室、扉の向こうに・・・Ⅱ~

 
前書き
はい。えっとですね。エンド○○○マーの回です。 

 
さて、8月1日。今日から、地獄に相違ない生活が続く。なんせこう基礎体力が落ちているこの身ではな。そういや、ハルヒコはともかく三人とも宿題を終らせたのであろうか?朝比奈さんと古泉は正統にやったであろう。問題は長門だ。アイツ情報統合思念体とやらに助けてもらったりしたのか?
「そんな、不粋な事はしない。」
長門にジト目で見られたって・・・
「ウワッ!?いるなら声ぐらいかけてから言え!」
「いやいや、あなたも怒りっぽくなったのでは?」
「うるさい!」
「キョン!キョン!」
「何だ!?」
「遅れた罰なんだけど・・・い、いやあの」
「何だ?早く言えよ」
「特別に自転車を俺がこぐっていうのでゆ、許してやる!」
なんかアイツ照れながら言ったな。
「で、どこに行くんだ?」
「ハ、ハァし、市民プールだ」
「そうかい」
着いた。一回、いや一万回以上こいだ身だから分かる。二人は大変だと。
二人?オレと朝比奈さんだ。長門は古泉だけ。
「もう、ダメだ~」
「ハルヒコ!もうへばったのか?プールに入るぞ~」
「プール?・・・ヨッシャ~!!待て!すぐ行く!!」
「ハァ~・・・オレが男の時、朝比奈さんの水着姿を見たいという気持ちに似たやつをアイツ持ってるな」
さて・・・
「ハルヒコ、プールに入って5分で鼻血を出すとはなんたる醜態だ。まったく・・・って古泉!?」
「キョンさん。すみません!体が勝手に・・・グハッ」
腹にエルボーをくらわせた後、首に関節技を決めてやった。最後に得意の裏拳をもう一回腹に・・・
力は男の時よりかなり弱くなっていたが、怒りにより男の時のパワーを発揮出来た。
「二人は、ここで寝かそう。起きるだろう。」
てか古泉は百合だったのか。夏は危険だな、特にプール。
「本当に大丈夫でしょうか?〔アワアワ〕」
「大丈夫でしょう。長門、スマンが修正を施しておいてくれ」
「了解した。・・・やった。」
「そうか」
なんて感じでプールを堪能?した。二人?あの後約30分、寝ていた。
その次の日、オレたちは市民運動場にて開催される縁日へ行くため、男3人分の浴衣、着物?どっちでもいいが着物を買いに来ていた。
「ちょっと、試着してくるから待っててくれ」
「分かった」
と、言ったもののちょっとが長い!一時間待ってやっと出てきた。まぁ、どんな服でも合うヤツらだ!
「どうだ?」
「メッチャ合ってるじゃないか!」
「そうですね。皆さんお似合いです。」
「そうだろう?やっぱ流石俺だなっ」
ということで、一回家に帰り駅前に再集合した。
「おぉ~二人とも似合ってるじゃん!」
「そうかな・・・」
長門を見たら、かすかに頬が赤らんでいるのが見えた。照れているのだろうか?
♪~
縁日会場。ここでは少し早めの盆踊りとたくさんの出店が出ていた。
朝比奈さんとハルヒコは射的をしに行った。
「オレ達は、どうしようか?長門?」
「あれ・・・」
指をさした先にはここのB級グルメの出店があった。
「ほう。買いに行くか。」
「待って・・・」
「どうした?」
「こっちも良いしあっちも良さそう。」
長門がとても悩んでいる。元の世界では見られない表情だ。頭を抱えているのも新鮮だな。
で、結局最初にさしたB級グルメに決まった。
「美味しい!」
「そうですね~」
「美味しい」
長門だけ大盛り。それがすぐに無くなった。ってことで今日はこの後花火をして終った。
次の日、オレから惰眠を奪ったのはハルヒコからの電話だった。
「今日は休みで明日は午前中はバイト、午後は昆虫採集だからな!」
「ハイハイ」
と、軽く受け流したが電話をかけてきた時間を見てビックリした。なんとアイツは朝の6:30にしてきていたからな。
で、バイトと昆虫採集の日。
「よし!集まったな。頑張れよっ!!」
と、渡されたのがカエルらしきクマの着ぐるみ。
なんのバイトだって?バイトの内容は、駅前に出来た某全国チェーンのスーパーの開店セール。
「なんだ?このハルヒコとの待遇の差は・・・」
こう言ってる間にもたくさんの人々が来る。昼頃やっと解放された。みんな汗だくだ。
「お疲れさん!!店長も喜んでいたぜ!」
「店長の感情はいらない。バイト代は?」
「これだ!!」
と、出したのはオレたちにとってとても嬉しい『アイス』!それにソーゲンダッチ。高級だ。
「美味しい!!流石、ソーゲンダッチだな」
「確かに高級ですが美味しいものは美味しいですからね~」
なんて今日だった。
次の日は映画鑑賞。
と、詳細を告げたいが長くなりすぎるためダイジェスト式で行かせてもらう。
2日間休むと5日間の夏期合宿。そして帰ってくるとハゼ釣り大会。今期二度目の花火。
肝試し、ライブ、バッティングセンター、○ウンド○のボーリング、海水浴。
と、楽しく過ごした夏休み。前回とは違い宿題を7月中に終らせたためか朝比奈さんの泣き声を聞く事が無かった。
8月31日になり、例のエンドレスの終着点の日になった。最大の既視感が襲ったが、
これからは皆さんの想像にお任せしよう・・・

~~~次回予告~~~
「次回、異世界~Fate was decided~第八話!!」
「おぉ~!合ってる。(棒読み」
「ひどいな!お前!!」
「次回、異世界~Fate was decided~第八話~~部室、扉の向こうに・・・Ⅲ~」
「お楽しみに!!!」 
 

 
後書き
エンドレスしたいけどなぁ~一回だけしようかな・・・ 

 

第七話~部室、扉の向こうに・・・Ⅲ~

 
前書き
エンド○○○マーの一回だけエンドレス回です。ハルヒコが勝手にシナリオを改ざんしてエンドレスが八月一日からになっちゃいました・・・ 

 
何かがおかしい。オレが見てるのは本当に関係の無い熱血男児の競り合い。
『さぁ~。バッター四番、朴月!!打った~・・・』
何だろう?この違和感は?宿題も終らせ、心配する要素は無いが何かそろそろハルヒコが暴れそうな気がしてならない。というかその【気】が当たってしまった。
プルルル
「キョン子ちゃん。電話~」
「分かってますよ」
「よう。キョン子。暇だろ!今日二時に駅前に集合なっ」
ブツッ
まだ、オレは何も言ってないのだが・・・
プルルル
「はい?」
「持参物を言うのを忘れてたぜ!水着と充分の金な!自転車に乗ってくる事!オーバ!!」
ヤーダ。
駅前 十四時。
キーッ
「遅いぞ!!キョン子!」
「スマン」
おいおい、頼むぜ。女の子に二人乗った自転車を漕がすつもりか?
そういや、ハルヒコはともかく三人とも宿題を終らせたのであろうか?朝比奈さんと古泉は正統にやったであろう。問題は長門だ。アイツ情報統合思念体とやらに助けてもらったりしたのか?
「そんな、不粋な事はしない。」
長門にジト目で見られたって・・・
「ウワッ!?いるなら声ぐらいかけてから言え!」
「キョン!キョン!」
「何だ?」
「遅れた罰なんだけど・・・い、いやあの」
「何だ?早く言えよ」
「特別に自転車を俺がこぐっていうのでゆ、許してやる!」
なんかアイツ照れながら言ったな。
「で、どこに行くんだ?」
「ハ、ハァし、市民プールだ」
「ふ~ん」
着いた。一回、いや一万回以上こいだ身だから分かる。二人は大変だと。
二人?オレと朝比奈さんだ。長門は古泉だけ。
「もう、ダメだ~」
「ハルヒコ!もうへばったのか?プールに入るぞ~」
「プール?・・・ヨッシャ~!!待て!すぐ行く!!」
「ハァ~・・・ダメだ。コイツ」
さて・・・
「ハルヒコ、プールに入って5分で鼻血を出すとはなんたる醜態だ。まったく・・・って古泉!?」
「キョンさん。すみません!体が勝手に・・・グハッ」
腹にエルボーをくらわせた後、首に関節技を決めてやった。最後に得意の裏拳をもう一回腹に・・・
力は男の時よりかなり弱くなっていたが、気持ち悪さにより男の時のパワーを発揮出来た。
「二人は、ここで寝かそう。起きるだろう。」
てか古泉は百合だったのか。夏は危険だな、特にプール。
「本当に大丈夫でしょうか?〔アワアワ〕」
なんて感じでプールを堪能?した。二人?あの後約30分、寝ていた。
その次の日、オレたちは市民運動場にて開催される縁日へ行くため、男3人分の浴衣、着物?どっちでもいいが着物を買いに来ていた。
「ちょっと、試着してくるから待っててくれ」
「分かった」
と、言ったもののちょっとが長い!一時間待ってやっと出てきた。まぁ、どんな服でも合うヤツらだ!
「どうだ?」
「メッチャ合ってるじゃないか!」
「そうですね。皆さんお似合いです。」
「そうだろう?やっぱ流石俺だなっ」
ということで、一回家に帰り駅前に再集合した。
「おぉ~二人とも似合ってるじゃん!」
「そうかな・・・」
長門を見たら、かすかに頬が赤らんでいるのが見えた。照れているのだろうか?
♪~
縁日会場。ここでは少し早めの盆踊りとたくさんの出店が出ていた。
朝比奈さんとハルヒコは金魚すくいをしに行った。
「オレ達は、どうしようか?長門?」
「あれ・・・」
指をさした先にはここのB級グルメの出店があった。
「ほう。買いに行くか。」
「待って・・・」
「どうした?」
「こっちも良いしあっちも良さそう。」
長門がとても悩んでいる。元の世界では見られない表情だ。頭を抱えているのも新鮮だな。
で、結局最後にさしたB級グルメに決まった。
「美味しい!」
「そうですね~」
「美味しい」
長門だけ大盛り。それがすぐに無くなった。ってことで今日はこの後花火をして終った。
次の日、オレから惰眠を奪ったのはハルヒコからの電話だった。
「今日は休みで明日は午前中はバイト、午後は昆虫採集だからな!」
「ハイハイ」
と、軽く受け流したが電話をかけてきた時間を見てビックリした。なんとアイツは朝の6:30にしてきていたからな。
で、バイトと昆虫採集の日。
「よし!集まったな。頑張れよっ!!」
と、渡されたのがカエルらしきクマの着ぐるみ。
なんのバイトだって?バイトの内容は、駅前に出来た某全国チェーンのスーパーの開店セール。
「なんだ?このハルヒコとの待遇の差は・・・」
こう言ってる間にもたくさんの人々が来る。昼頃やっと解放された。みんな汗だくだ。
「お疲れさん!!店長も喜んでいたぜ!」
「店長の感情はいらない。バイト代は?」
「これだ!!」
と、出したのはオレたちにとってとても嬉しい『アイス』!それにソーゲンダッチ。高級だ。
「美味しい!!流石、ソーゲンダッチだな」
「確かに高級ですが美味しいものは美味しいですからね~」
なんて今日だった。
次の日は映画鑑賞。
と、詳細を告げたいが長くなりすぎるためダイジェスト式で行かせてもらう。
2日間休むと5日間の夏期合宿。そして帰ってくるとハゼ釣り大会。今期二度目の花火。
肝試し、ライブ観賞、バッティングセンター、○ウンド○のボーリング、海水浴。
と、楽しく過ごした夏休み。前回とは違い宿題を7月中に終らせたためか朝比奈さんの泣き声を聞く事が無かった。だが、長門から電話が入った。
「すぐに、駅前の公園に・・・」
「分かった。すぐ行く」
駅前公園 二十一時
「って、古泉まで!?」
「いや~、あなたを呼んだのは他でもありません。エンドレスについてです」
「エンドレス・・・!」
「やっと、思い出したのですね。これは非常事態です」
「何でだ?」
「一回体験したでしょう」
あぁ~、そうだ。15498回ループした夏休み。・・・そうか!
「それにまた、わ、私達ははまってしまったということなのか長門?」
「そう。今は21000回目に該当する」
「前回より増えてる!」
「さて、ですが宿題を終らせたこの私達はどうすればエンドレスから抜け出せるか・・・」
「ラストまでアイツに負けないぐらい突っ走るっていうのは?」
「名案です。そうしましょう!」
そしてむかえた八月三十日。集まった翌日からこの日までオレ達はハルヒコに負けじとハツラツした。
「よし!お前らの追い込み感心したぜっ☆俺は満足した!」
「もちろん、お前以外の古泉も長門も朝比奈さん、そして私も満足した!」
「じゃあ、明日はオフだ!たっぷり休んで明後日また部室でな!」
家 二十三時
あれで本当に良かったのだろうか・・・まぁ、心配する要素はまたエンドレスを起こす事だけ。寝るか。・・・
家 九月一日 七時
「キョン子ちゃ~ん!!」
「え!?」
「どうしたの?今日から二学期だよ起きて!!」
「分かった」
どうやら、オレは別の方法での当たりクジを引いたらしい。
学校 放課後
「こんにちは・・・ってお前か」
「あの、ポーカーでもしませんか?」
「良いが、あいにく持ち合わせがない」
「では、ノーレートで」
サッササ
「おぉ~」
「どうかしました?」
「いや、何も」
「何枚チェンジしますか?」
「しない」
「わかりました」
古:5のスリーカード
キ:ロイヤルストレートフラッシュ
「そういうことでしたか」
もし、もしもだがまたこの日をもう一度・・・となったらまっ先に覚えておくべきことはなんだろうか?・・・・・そうだな。ひとまずこの時のオレの手役の強さかな?いずれにしろ悔いは残したくないもんだな。

~~~次回予告~~~
「異世界~Fate was decided~第一話!!」
「終ってるし!!」
「次回!異世界~Fate was decided~番外編~La victoire est entre les mains?~!」
「お楽しみに!!」
 
 

 
後書き
最後のポーカーの手役ホント出たらかっこいいですよね・・・ 

 

番外編~La victoire est entre les mains?~

 
前書き
長らくお待たせしました。執筆再開です。 

 
さて、話はエンドレスサマーの途中のある昆虫採集の日に戻る。
6:00
切り裂いた闇を越え、震える帝
「はい?」
俺は、早朝の電話に目が覚めた。着信音に突っ込んだヤツ相当あのゲームが好きかもな。
「キョン子!今日10:00に六甲山の登山口なっ!じゃな!!」
プープー
まだ俺は何も言ってもないし!あの時の同じシークエンスだな。うん。
さて、アイツのせいで眠気が吹っ飛んでしまったため起きる事にした。なんて朝っぱらから元気なヤツ
なんだ!?
10:00 登山口
「さて、全員集合したな!今日は昆虫採集の日だ!」
「涼宮君。虫なら何でもいいんですか?」
「ん~。セミ・カブトムシ・クワガタに限定だっ!」
「分かった」
「んじゃ、開始!」
ということで、虫捕り合戦がスタートした。俺は小さい時じぃちゃん家に帰ったら必ず虫捕りをする
ぐらい虫捕りが好きで得意だったはずが・・・
「あれ・・・体が動かない?」
まさかの俺(キョン子)は虫が苦手のようだ!大ピンチ・・・長門?
「これ・・・」
「カブトムシだなってコーカサス!?」
アイツズルイな・・・これじゃ0匹だ!動け!俺の体!こうなりゃ、MP3プレーヤー!
《切り裂いた闇を越え、震える帝○に~。愛の歌高らかに躍り出る戦士達・・・》
「おっしゃー!」
「どうした?キョ・・・ン・・・子?」
虫捕り魂に火が俺は次々と虫を捕まえていった。曲にツッコミを入れないでくれよ~
12:00 昼食
あの後、捕まえるまではよかったが、なかなか手にとることができずほとんどがハルヒコの虫かごに。
やっちまったなぁ~、どうしよ?
13:00 虫捕り再開
MP3プレーヤーも威力が落ち再び網をふれなくなった。古泉も同じようだ。全く入って無かったからな。
虫が苦手の朝比奈さんはヤケに入れ込んでいてドンドン捕っていった。性別変わると好きになったらしくあそこまで変わるのかと古泉と二人で驚嘆し落胆した。
16:00 終了
長かった戦いも終わりSOS団内虫捕り合戦終了。結果を発表する。
一位 ハルヒコ 14匹
二位 長門   11匹
三位 朝比奈  10匹
四位 古泉   6匹
五位 キョン子 4匹
全く、もって良い結果ではなかった。
「キョン子。喫茶店代おごりなっ!」
「分かってるよ」
この後、いつもの喫茶店で明日の予定を確認し解散した。○○○大戦にヤケにはまった俺は、家に帰ると
少しだけやって寝た。

~~~次回予告~~~
「さて、次回は異世界~Fate was decided~第八話!!!」
「コレだろ。あっ、番外編だった~」
「wwwキョン子!タイトルは?」
「うん。~文化祭って面白いか?~だ。」
「「お楽しみに!!!」」 
 

 
後書き
執筆再開後初の投稿です。夏休み中、宿題とか宿題とかで終っても文化祭で執筆できない状態でした。
もし、ずっと待ってくれていた方がいるならこの場をお借りし謝ります。
すみませんでした これからもD-CROSHINOをよろしくお願いします。 

 

第八話~文化祭って面白いか?~

 
前書き
執筆放置ですみません。 

 
さて、長々と続いていた夏休みが終わったかと思えば、もう北高では文化祭の準備に追われている。
それは俺たちのクラスも例外でなくやっとこの小説に出る事が出来た朝倉が仕切っている。
長門によると・・・
「彼は私のバックアップではない。ただの爽やか系男子。あなたに危険が及ぶ事はない」
という。実際に元の世界にあった朝倉の死への誘いの手紙も一学期中結局入って無かった訳で、
俺は安堵した。
まぁ、ヤツの仕切り方は本当にうまく、元の世界の葬式みたいで困った岡部を見て結局は
アンケート発表やらで濁す事になったのが、ヤケに懐かしく思うのも無理もないかもな。
そういう事で俺たちのクラスは男子が執事の格好で、女子がメイドの格好という朝比奈さんのとこと
若干、重なるがこっちは洋菓子喫茶という事で決まった。あっちは例のごとく焼きそば喫茶だった。
「う~ん。やっぱり、キョン子は看板娘ねっ!」
なんだ?全く、谷口とくれば洋菓子喫茶に決まった時からこのような事を大声で連呼している。
恥ずかしい?いや、でも毎朝鏡を見て可愛いと思う事が・・・いや、やっぱり大声で言わないで
くれ!恥ずかしい!
「そうだね。キョン子は看板娘だね」
「おい。国木田。お前までアイツの無粋な事に賛成するな。私が困る」
「お~い!キョン子!部室に行くぞ!」
今回限りか分からんが、救いの声。ハルヒコだ。
「はいはい。すぐ行く」
そして、二人で部室まで歩く。ハルヒコは終始一億円が当たったような満面の笑顔していた。
まぁ、アンケート発表でなく喫茶になって良かった。またアンケート発表なら朝比奈さんが
スーパーマンになる所だった。朝倉が居て良かった。うん。
バン!
「あっ!こんにちは~。すぐ入れますね~」
朝比奈さんがほうきで床を掃いていた。でもお気遣いなく!
カチャ
「どうも。遅れました。そのせいで会議が始まらなかったならすみません」
古泉と長門が入ってきた。会議?また俺には話さなかったのか・・・
「おい。ハルヒコ。会議って何だ?私は聞いてないぞ?」
「あぁ。スマン。お前にはすぐ言えると思って先に全員言っておいた」
「なぜだ?他のクラスに余裕があるなら、私に言わなかった?」
「コホンッ。では文化祭ミーティング第一回を始めます!」
軽くスルーされた・・・全く自分の都合の悪い話は無視するやつめ!この!この!このこの!
「え~、我々SOS団は文化祭にてバンドとして参加します!」
「な、何だって~!!!」
「面白そうですね」
「・・・(ギターなら大丈夫)」
「ぼ、僕ドラムしか無理です~」
皆の者、しかと団長の言葉聞いたであろう。我がSOS団はバンドとして文化祭の舞台に立つことに
なった~。曲は未定。あと二週間。コイツはどうしようとするのか?
「キョン子!楽器とかいけるか!?」
「ボーカルしか無理だ」
「古泉さんは!?」
「ギターを少しなら」
「有希は!?」
「・・・ギター」
「よし!みつる君は!?」
長門よ。もう少し抵抗の色を見せてくれ・・・
「ど、ドラムなら・・・」
「よし!今、決めたぞ」
役割は下の通りだ↓
・ボーカル
ハルヒコ
キョン子
・ギター
長門
古泉
・ドラム
朝比奈さん
だそうだ。それにしても、朝比奈さんがドラムがいけるとは・・・思いもしてみなかった。
「軽音あたりに楽器調達に行ってくる!」
ガチャ!バンッ!!
おいおい、ドアを潰すなよ。全く・・・
えっと、グダグダな練習風景を見せると団長が「こんなの見せる気か~!!ただの辱め」と、
言うはずなのでカットさせてもらおう。
文化祭当日!ボーカルのため、声の調子を一番良い時にもってくだけというヤケに簡単な作業を
この二週間ずっとやってきた。他のヤツらも準備OKらしい。始まるまで時間があるため、
俺はクラスの出し物でメイド服を着て教室のドアにある受付で券のモギリをやっていた。実は俺は
紅茶とコーヒーを入れるのはとても上手いと家族・近所で有名である。だが部室のは緑茶のため
やった試しがない。だがもちろん、洋菓子喫茶だから紅茶やコーヒーがメニューにある。
これらの注文が入ると、俺は借り出されこれらを入れる。意外にお茶やコーヒーが上手いから
という理由で客がドンドン来る。
「う~ん。君のお陰で評判が良いのはいいけど、こっちの接客の人数がね・・・」
「今、宣伝してるのを半分戻したら?」
「そうだね」
ガーガーッ「本部から連絡、至急1~8番は本部に帰還し接客にあたってください」
朝倉が提案したトランシーバー方式で宣伝組にすぐに指示を出せる。さすが朝倉だな。
「では、至急帰還してくださいね」
「・・・了解」
朝倉が指示したヤツらがぞくぞくと戻ってきた。
「うわっ!すごいじゃないか!朝倉!」
「いえいえ、それほどではありませんよ。岡部先生」
岡部が、パトロールがてら担任として様子見をしにきた。
そして、昼時。お客は昼飯になる物を探しに喫茶店であるここから出て行った。
「ふぅ~。やっとピークが過ぎた~・・・」
「みんなお疲れ。でも、3時前後からのピークからも頑張って」
「私はバンドで出るからそろそろ行くね」
「いってらっしゃい」
そう。半分忘れていたが、SOS団はバンドとして講堂にて歌うのだ。
「全員、頑張ろう!」
「よし!」
13:10
ブー
さて、俺たちは有名な曲をアレンジした物を2曲歌いきり大好評だった。歌い終わった後、ハルヒコは
「もし、MDやCDにやきたいなら希望したらこっちでやる!」
なんてことを言うから、殺到して俺と古泉と朝比奈さんが猫の手を借りたいぐらいだったが、
長門の超絶早打ちで何とか3時までには出来た。だが、クラスが人がいっぱい来て大変だと連絡が。
例の3時ピークである。俺はハルヒコを連れてクラスへ大疾走した。
「何だ?キョン子?」
「クラスで客が多すぎて大変らしい」
と、まぁいやいやいってたハルヒコだがいつしか笑いながら接客するようになっていた。
今日は17時までで一時間したら自然に人は帰路につくため出て行った。
そして、今日の集計・・・
「みんな、今日はお疲れ。僕から今日の集計は~・・・1万6729円!」
「おお~!」
「これはみんな、朝倉のお陰だよ!」
そうだな。朝倉がいなければ、こんな繁盛どころか案が出なかっただろう。
疲れた俺は家に帰るとすぐに風呂に入り寝た。

~~~次回予告~~~
「次回、異世界~Fate was decided~第九話!!」
「キョン子!文化祭ってやっぱ面白いな!」
「そうだな」
「「次回!第九話~A.面白い!~お楽しみに!!」」 
 

 
後書き
朝倉君がハルヒちゃんの消失のあちゃくらさん方面に行っちゃいました。
まぁ、ほのぼのでいいかなと思います・・・